3日、栃木県の旧今市市(現日光市)で起こった吉田有希ちゃん(当時7歳)殺害事件で、殺人の罪に問われた男の裁判員裁判。
今回初めての被告人質問が行われ、勝又拓哉被告(33歳)は母に宛てた事件を謝罪する内容の手紙について「看守に書き直しさせられた」と涙しながら主張しました。
詳細
宇都宮地裁(松原里美裁判長)で開かれた裁判員裁判第4回公判。
「人を殺したことあるでしょ」と何度も聞かれてパニックになり、供述調書にサインした」と主張。
弁護人の質問に勝又被告は「気が付いたら、後ろの看守が肩を揺さぶり、調書にサインしろと言い、訳も分からずにサインした」と看守の圧迫があったことを涙を流しながら話しました。
吉田有希ちゃんとの関係性についても「話したこともなく全く知らない」としている。
また「殺人を母親に謝罪する内容」と検察側が主張する勾留中に書いた手紙については「看守に言われるがまま書いた」と主張。
看守に言われて書き直すうちに「意味の通らない文章になった」と説明しました。
検察側は手紙を書き直させた看守は誰かと問いただし、被告は「班長と呼ばれていた人。名前は分からない」とし、「まさか(手紙が)裁判で使われるとは思わなかった」と話しています。
閉廷後、担当検察官は「看守が手紙を書き直させたというのは聞いたことがない」として宇都宮地検の金子達也次席検事は「(看守を)証人として出廷させることを検討中」と述べました。
これまで勝又被告の主張は二転三転しており、今回の主張で実際に看守の圧迫により、事実とは異なる供述をさせられたかどうかが争点となっている。
4日の裁判では検察側からいったん殺害を認めた理由を問われ、「警察から自白すれば刑が軽くなると言われた」と述べ、自白が自分の意思ではないことを強調しました。
ネットの声




パソコンの画像の理由
納得出来る理由は、言ってない


加害者の意識もうすれて当たり前。



これは間違いですよね。