浜松市西区舘山寺町の浜名湖湖岸で8月末に人の骨が見つかり、DNA型鑑定の結果、行方不明になっている高齢男性のものと判明したことが16日、捜査関係者への取材でわかった。静岡県警は殺人、死体遺棄事件とみて浜松中央署に捜査本部を設置した。
県警や捜査関係者によると、骨は8月31日午後5時15分ごろ、近所の住民が発見し、警察に通報した。見つかったのは白骨化した肋骨(ろっこつ)など数本。司法解剖の結果、死後数カ月以上が経過していたという。県警はDNA型鑑定などで身元確認を進めていた。
これとは別に浜名湖では7月、住所、職業不詳の出町優人さん(32)の遺体が四つに切断された状態で発見されており、県警が殺人、死体損壊、死体遺棄事件として捜査している。
NHK報道
先月31日、浜松市西区舘山寺町の浜名湖の岸で、人の骨が見つかり、一部は砂浜に埋まった状態でした。
捜査関係者によりますと、骨には焼かれて焦げたような跡があったほか、DNA鑑定などの結果、死亡したのは浜松市西区の60代の男性と確認されたということです。
警察は死体遺棄事件として捜査を始めるとともに、男性が殺害された疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。
浜名湖ではことし7月にも、北海道出身の32歳の男性の切断された遺体が見つかっていて、警察は2つの事件に関連がないかどうか調べています。
事件のまとめ
人骨は8月31日17時15分頃、浜松市西区舘山寺町の浜名湖湖畔の近所の住民が発見した。
見つかったのは白骨化した肋骨など数本で、司法解剖の結果、死後数ケ月以上が経過。
人骨は行方不明となっていた60代の男性と判明。
人骨には焼かれて焦げたような跡があった
今年7月に浜名湖で発見されたバラバラ遺体との関連についても調べる
コメントを残す